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■土台つくり
和風割烹料理店の坪庭です。かけひは以前に設置されていましたが、水はけも悪く、未使用になっていました。
プラスチック鉢のまま無造作におかれた植物、裏手のキッチンを隠すための和紙のすだれ、また、天井からの洋風ライティングなど、ちぐはぐな取り合わせで、せっかくの奥座敷への通路は、台無しでした。
まず、キッチン機材の大きさと坪庭の背景を考え、ジズザグ状に板を建て、その上に建仁寺垣をはっていきました。従来のドアでは、キッチン側からお客様がよく見えず、出会い頭にぶつかる事故がよくおきていました。
その反省を踏まえ、見通しがよく、しかも余計なものが視線に入らない大きさで、ウェスタンドア形式の垣根ドアをとりつけました。
次に、垣根と水鉢の間に3本の竹をオブジェ風に配置。もう1本の竹は、実は上階からの配管で、これをタケで囲い、カモフラージュしています。この4本のタケは縦のラインを強調し、広さを感じさせます。
飲食業おいて、土はとかく不衛生なものとなります。古い土はすべて取り除き、防水処理を再度行い、室内用土を主体に替え、土台つくりは完成しました。
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■ミストとライト
次は、メインの水鉢です。衛生面、コスト面を考え、かけひからの垂れ流しにはせずに、鉢底を削り、ミストマシーンとライティングをはめ込みました。タイマーで、ライトアップされ、坪庭を幻想的に演出します。
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■高さ・色目の変化
わずか2uほどの半円形の坪庭ですが、化粧室の通り道でもあり、多くのお客様からみえる場所です。入り口から奥へ歩く動線を考えて、手前を高く、水鉢側を少し下げ、変化をつけました。それに伴い、砂利も手前から伊勢砂利の茶色から黒、水周りは明るい白色の那智石を使い、水鉢に焦点が集まるようにしました。
植栽のメインはツワブキ。つやのある丸い葉がライトに美しく映えます。鉢の後ろに置くことで、電気のコードを隠す役目もしています。日陰に強い、シダ、タマリュウ。コクリュウなどを所々に植え自然な風景つくりに心がけました。
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■施工面積/4u
■工期/1日
■総工費/31万円(内訳:竹垣施工費13万円/オブジェ製作費3万円/ライト、ミスト、植栽工事11万円/コーディネート費4万円)
■主な植物リスト:ツワブキ、コクリュウ、タマリュウ、シダ
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