千葉県にあるMカフェのコンセプトは、焼き立ての美味しいパンを気軽に楽しむ事ができる「カジュアルなヨーロピアン・カフェ」です。そのambieceを醸しだすために、計算されたランドスケープデザインが用いられています。

地中海のどこかを思わせるような枯れた感じの土止。凹凸を持ったトップ、そして独特なテクスチャが刻み込まれた表面、植栽地とテラスをわける為に境目に設けた土止そのものを、単なる壁としてではなく演出のための道具として利用しています。内側にはスペイン産タイルをアクセントに、下部には足元ランプをはめ込みました。

お客様に、戸外でお茶をお楽しみいただけるように設けたこのテラスの床は明るい色のジュラストーン。砕かれた石の自然な幾何学模様が、さらに異国情緒を演出します。
 
 
背の高い、瀟洒なニオイシュロランの姿を際立たせるために、下草として選んだのは横へと広がるメキシコマンネングサです。自然界では実現しそうにない、それでいて絶妙な演出効果が得られるこうした細かなコンビネーションも、お客様との対話の中で描き実現させてゆくランドスケープの醍醐味でもあるのです。
 

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